紹介が増える司法書士、増えない司法書士
司法書士事務所コンサルタント 真貝 大介 (シンガイ ダイスケ)
今回お送りするのはこれまで会員様限定で公開していた過去の記事になります。
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「うちの事務所は紹介が多いんですよ」
私がこの業界のコンサルティングをする際に、
10人中7,8人の先生がおっしゃっていた言葉です。
5年くらいコンサルティングをしてわかったことは、
「そりゃそうでしょ」ということ。
そもそも、新規と紹介で比べれば、どんな商売でも
紹介が多いものです。
また、登記においては、大半が不動産・金融機関が
仕事を依頼するのだから、それが「紹介」なら、
司法書士マーケットの8割は紹介です。
だから、冒頭の「多いんです」は、事務所の中で多いのであって、
他事務所に比べて多いわけではありません(よね?)
さて、最近はお付き合いのある先生に、紹介したり、されたり
することが増えました。
で、”この人は紹介が他より多いだろうな”と思うのは、
特別なパーソナリティがなくても、十分過ぎるくらい報連相を
してくれる人だと思います。
この十分過ぎるくらい、というのがポイントですね。
「いや、うちは結構しているよ」と思う、さらに倍くらいでも良いかもしれません。
というのも、先生が思っているより、紹介者は気にしているし、
先生が思っているように、所員が報連相してくれていないかもしれません。
そして、紹介者が「ここは紹介していて気持ちいいなあ」と感じるのは、
最低限のことをしてくれるのではなく、他より圧倒的に充実しているというレベルです。
鬱陶しいとまでいかなくても、やり過ぎて損しないというのが報連相。
平凡なことでも「突き抜ける」という徹底度合を意識してみましょう。
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