『部下育成』5つのステップ
司法書士事務所コンサルタント 真貝 大介 (シンガイ ダイスケ)
先日、全社研修会の分科会でリーダー以上が集まって、
「リーダーシップ・マネジメント」のディスカッション、発表をしました。
その中で、秀逸だったのが、『部下育成』5つのステップです。
1)伸展
その年、伸ばすメンバーを決めることです。
組織でも長所伸展なので、「伸びる人を伸ばす」こと。
30名ほどの組織を預かるマネジャーでも、1年で3人ぐらい。
そう考えると、10名ぐらいまでは1年に1人育てば、良い方なのです。
2)集中
伸ばすメンバーに集中すること。
残りはほったらかし。。。とまで言わずとも、
とにかく伸ばすメンバーだけを見ることです。
30人くらいのマネジャーで恐らく2,3割でしょうか。
10人くらいなら、半分は割く必要ありです。
3)投資
伸ばすメンバーは「教える」ことを目的化せず、
時間とお金を投資すること。
一緒に仕事をする、
一緒に食事をする、
一緒に考える、といったことがその手段でしょう。
4)併走
伸ばすメンバーに対して、「そのメンバーが宇宙の中心」であること。
そのメンバーを走らせながら、併走するのがリーダーの役割。
何か仕掛けを任せたり、メンバーが主役になれる場を作ってあげて、
それを後ろから見守るのではなく、横でくっついて動く、ということです。
5)コミュニケーション
以上、1~4を通して、最終的に問われるのは
「いかにコミュニケーションが図れたか」です。
トップの仕事観、ビジョンを落とし込むのも、
メンバーの価値観、ビジョンを理解し、ベクトルを合わせるのも、
それがゴールではあるものの、
いつまで経っても、そこにたどり着かない・・・ケースをよく見かけます。
重要なのは信頼関係が先にあることですから、
まずコミュニケーションという脈を通す中で、
「あるべき論」に着手するのが自然、かつゴールへの近道だということでした!
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