経営計画で見落としてはいけないポイントその1
司法書士事務所コンサルタント 真貝 大介 (シンガイ ダイスケ)
今回お送りするのはこれまで会員様限定で公開していた過去の記事になります。
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「数字を一人歩きさせない」
ほとんどの経営計画はフォーマットありきです。
勿論、最初は形が大事だから、形から入ることは間違いではありません。
ただ「形から入ればいい」からと言って、
「魂を入れなくてもいい」わけではないし、
「形が出来れば終わり」というわけでもありませんよね?
最も典型的なのは、数字が意味なく趨勢で決められているというパターンです。
前年比が110%だから、来期もそれで行こう、とか
何となく倍増させたいから、倍増とか。
・なぜ伸びる(落ちる)のか
・なぜその伸び率(下げ率)なのか
・上げ下げに合わせて、要員はどうなるのか
・要員に合わせて、生産性はどうなるのか
・それは現実的なのか
をしっかり検証した上で、初めて次のステップです。
・どうやって達成するのか
・誰が何をどれくらい動けば達成するのか
・同じくそれは現実的なのか
原則、伸びる部門は、生産性を落としがちです。
逆に言えば、伸びる部門に対して、
アプローチはたくさん用意されているのに、
体制が用意されていない場合、
ほとんどやり切れずに、現状とトントンということが
少なくありません。
伸びる部門に人を突っ込む、
落とす部門から人を引き払う、
このメリハリと差し引き無くしては経営計画は成り立ちません。
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