土地家屋調査士事務所がkintone(案件管理・工程管理システム)を活用するメリット

土地家屋調査士事務所がkintone(案件管理・工程管理システム)を活用するメリット

いつもお読みいただきありがとうございます。船井総研の菅野です。
今回は、「土地家屋調査士事務所がkintone(案件管理・工程管理システム)を活用するメリット」
をテーマにお伝えします。

早速にはなりますが、皆様の事務所ではどのように案件管理や工程管理を行っていますでしょうか?
現状ですと「紙、ホワイトボードやエクセル」、中には「担当者の頭の中のみ」で管理されている事務所様が多いのではないでしょうか。

しかし、そのような管理方法だと
①「どの案件のどの業務が遅れていて、どこまで進んでいるのか」
②「期日はいつまでで、自分のやるべきことは何か」
③「当月の売上や先々の月の売上見込みはいくらか」
などを瞬時に把握することは中々難しいです。

今回はそのような事務所様のために
上記の①~③自動で管理でき、業務遅延も軽減することが可能な案件管理・工程管理システム
「kintone」を活用するメリットについてご紹介していきます。

土地家屋調査士業界の代表的な業務として境界確定測量がありますが、
完了するまでに約2か月~3か月の長期にわたる業務なので、
紙やエクセル、もしくは頭の中のみで1件1件細かく、期日通りに管理することは大変です。

そこで、弊社が提供している案件管理・工程管理システムkintoneを活用すると
冒頭でも申し上げた①~③のような内容を把握することが可能になりますので、
一つずつ解説させていただきます。

① 「どの案件のどの業務が遅れていて、どこまで進んでいるのか」

こちらはkintone内に搭載されている「案件管理アプリ」を活用すると、
把握することが可能になります。

上記の添付画像をご覧ください。
1枚目のページですと、仕掛中の案件を一覧で確認することが可能になります。
またgoogle mapと連携することで案件ごとにピンを立てることも可能なので、
各現場の位置関係を一目で把握することができます。

各案件の詳細を見たい場合は2枚目をご覧ください。
例えば、境界確定測量が4月3日に開始されると、完了予定日という形で「各業務を」
「誰が」「いつまでに」完了すればよいか自動で管理することが可能になります。

この進捗状況を確認してみると、「立会」と「境界標設置」を「不動産花子さん」が「4月18日までに」完了させてなければならないので、遅れていることがすぐに把握できます。

これで「どの案件のどの業務が遅れていて、どこまで進んでいるのか」ということを把握できることはお分かりになったかと思います。細かく管理すると、進捗を把握できることだけでなく、「何が原因で遅れてしまっているのか」ということも分析することができます。遅れた課題を明確にし、次に活かせることが出来るのもメリットの一つになります!

② 「期日はいつまでで、自分のやるべきことは何か」

こちらは「タスク管理アプリ」を活用すると、把握することが可能になります。

上記の添付画像をご覧ください。
①で説明させていただいた案件管理アプリに登録された業務は「タスク管理アプリ」に自動で反映されます。「どの案件(現場)」の「どのような業務」を「いつまでに」完了させるべきか、担当者ごとに一覧で管理することが可能になります。

この期日を確認しながら一つずつ処理していけば良いので、業務の遅延が軽減されることだけでなく、ご自身の担当業務や期日を紙に書きだしたり、頭の中で何をすべきかを考えたりする手間もなくなります!

③ 「当月の売上や先々の売上見込みはいくらか」

①、②では案件管理や工程管理について説明させていただきましたが、
案件登録時に「受注額」を入力すると、自動で当月の売上や先々の売上見込みのような
経営数値をリアルタイムで確認することができます。

このような数値を把握することができれば、「9月以降の売上見込みが低いから、営業しなければ!」や「先々もこれだけの売上が見込めるなら採用に力をいれよう!」などの経営戦略も考えることが出来るので、業績アップ・規模拡大に役立たせることも可能になります!

以上、「土地家屋調査士事務所がkintone(案件管理・工程管理システム)を活用するメリット」についてお伝えさせていただきましたが、改めて「どの案件の」「どの業務を」「誰が」「いつまでに」完了させなければならないのかを細かく管理すると、業務遅延の軽減だけでなく、分析にも役立たせることができます。

業務の遅延をなくすことはお客様への信頼にも繋がりますので、ぜひ一度、皆様の案件管理・工程管理
方法を見直してみましょう。

今回もお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回のコラムをお楽しみに!
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今回説明させていただいた機能や内容はほんの一部になります。
他にも「社員育成」や「生産性向上」のアプリもございますので、
より詳しく知りたいという方はこちらからお問い合わせください。

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