大手不動産会社開拓は人事異動直後の4月を狙え!

お世話になっております。
船井総研の谷口です。
春の人事異動や新卒入社が活発になる時期が近づいています。
大手の不動産会社では特に支店長や管理職クラスの異動が多く見られ、これまでの担当者から新しい担当者に引き継がれるケースが多発します。
また、新卒や若手営業マンが新たに配属されることで、これまでの関係性がリセットされる場合もあります。
そのため、過去に大手不動産会社に営業をかけたものの、うまく関係構築ができなかった司法書士事務所にとっては、再チャレンジの絶好のタイミングです。
本日は、大手不動産会社の登録司法書士になるための具体的な手法について解説いたします。
登録司法書士制度を採用している不動産会社を狙え!
大手不動産会社の中でも、狙うべき会社の特徴としては登録司法書士制度を採用している不動産会社です。
司法書士の登録制度がある会社に営業をかけることで、継続的な案件獲得が期待できます。
以下は、弊社が把握している大手不動産会社の特徴と登録制度の難易度です。
難易度が高い順にご紹介しますので、まずは業界動向を把握しておきましょう。
【Mリハウス】(難易度:高)
登録するには法人であることが求められます。
相続や家族信託に強い司法書士が歓迎される傾向があります。
特に、「家族信託」や「相続・財産管理」に精通していることがアピールポイントとなります。
「相続の基本」「登記簿の読み方」など新人向け社員研修などが非常に人気です。
【S不動産販売】(難易度:高)
業務提携先がある一方で、受けきれない案件がこぼれるケースが発生しています。
特に、繁忙期(3月・9月)や異動シーズンには依頼が集中しやすいため、フォローできる柔軟な体制を示すことで信頼を獲得しやすくなります。
「土日対応や急な案件でも対応可能」といった強みをアピールしましょう。
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【D&A不動産】(難易度:中)
司法書士の入れ替えが行われているため、新規登録が可能になるケースが多くなっています。
特に、これまでの登録司法書士が退任した支店や、新規開設店舗が狙い目です。
最新の登録状況を把握し、空きが出たタイミングで迅速にアプローチすることが成功の鍵となります。
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【Tリバブル】(難易度:中)
登録制が採用されており、決済取引が多い事務所には別途非対面決済システム登録が行われます。
既に取引実績が豊富な事務所が優先される傾向にありますが、
決済案件の実績や迅速な対応力を強調し、「決済なら任せて安心」と思わせるプレゼンが営業を勝ち取る鍵となります。
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【Nの仲介】(難易度:易)
資産・相続マスターが各店舗に配置されており、相続絡みの売却案件に積極的です。
司法書士として、相続案件のサポートが得意であることを前面に押し出し、
「相続売却の際には迅速かつ正確な対応が可能です」と訴求することがポイントです。
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